TCDテーマ ‘Muum’ のスライダーにおける不具合が直っていたので、その使用感について。
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‘Muum’ スライダーは、ちゃんと使える！
以前の記事で、TCDテーマ ‘Muum’ のレビューを行った際、’スライダーを使うと、iPadなど一部の環境で文字・ボタンが表示されない’ という問題点を指摘しました。しかし、いつの間にか不具合が修正され、問題なくスライダーが使えるようになっていたので、早速web siteに適用して、使用感をレビューしたいと思います。
尚、’Muum’ の全体的なレビューについては過去記事で紹介しています。
ちなみに、私が不具合修正に気づいたのは、先日ふと ’Muum’ のデモサイトを改めて確認した時。それにしても、いつ修正されたのか…TCDのupdate履歴を見ても、特にそれらしい更新情報は見当たりませんでした。
いずれにせよ、私が ‘Muum’ 導入を決めた大きな理由の1つはスライダーだったので、これは非常に嬉しい修正です。
実際に設定してみた
スライダーを設定した上で、手持ちのMac, iPad, iPhoneそれぞれで挙動を確認。いずれも正しく文字・ボタンが表示されることが確認できました。
iPad(横置き) だと、スライダーが大きすぎて記事一覧が全く見えない点については少し残念。ただ、この点に関しては他の多くのWeb siteもこんな感じになるし、仕方ないかな、という印象。
実は以前のバージョンでは、スライダーを1枚のみで設定しても、ページャーのようなマーク (下図参照) が付されていました。これについてはupdateで改善されており (明確に更新履歴に記載がある)、1枚のみで使う場合はこのマークが出てこないようになりました。
今回私が適用したのはアニメーション無しのシンプルなものですが、スライダーの挙動については色々なオプションがあり、例えば画像にズームイン等のアニメーションを付けることによって、手軽にスタイリッシュにすることができます。また、オーバーレイを使って文字やボタンを見やすくしたり、動画そのものを流すことも可能です。
スライダー利用時の注意点
今回、自分で設定してみて分かったスライダーの注意点についても少し記載します。
文字とボタンの配置が結構難しい
スライダーで表示する文字・ボタンは、簡単な設定で使用できます。基本的には表示させたい文章を記載するだけ。
但し簡単が故に、配置の融通があまり効きません。自動的に中央に配置されるようになっていて、もし背景画像と被るのであればオーバーレイを使用するのが想定された使い方のようですね。
スマホ設定時の説明文が使用不可
‘Muum’ のヘッダコンテンツは、PC・iPad利用時と、スマホ利用時で、それぞれ表示するヘッダコンテンツを分けて設定することが出来ます。例えばPCではスライダー、スマホではカルーセル、といったことが可能です。
私の場合は、どちらもスライダーですが、文字配置をスマホ表示のとき限定で少し調整したいがために、PCとスマホで別々の設定をしています。
そしてこれは恐らくバグですが、スマホ表示用に独立したメニューで説明文を設定しても、表示されません。
PC, iPad用のメニューの中に’説明文(スマホ用)’ があるのを見ると、スマホ表示用メニューの説明文の設定が、モバイルに対して適用する設定になっていないのでは？という気がします。
ちなみに私の場合は‘説明文’ を一切使わず、’キャッチフレーズ’のみを使うことにより、この問題を回避しています。
もし、キャッチフレーズと説明文両方をモバイルだけに設定したい場合は、回避が難しそうですね、、
若干の癖はあるも、満足できる仕様
私がスライダーを使う理由は、Movieページへの導線を確保したいのと、そのためにMVイラストをトップページのアイキャッチとして使いたいからです。
以前まで使っていたカルーセル表示も悪くはなく、特にiPad閲覧時の表示バランスはそちらのほうが良かったのですが、カルーセルは基本的にBlog記事の紹介がメインの目的となり、新着記事をどんどんヘッダ上に載せてアピールしていくのが本来の使い方。私は今まで無理やりヘッダ記事を固定して目的のアイキャッチ画像を表示し続けていましたが、そのせいで記事更新がずっと止まっているかのように見えてしまっていました。
スライダーの不具合が直ったことで、Muumの問題点が一つ解消され、より使いやすくなったし、私の利用目的にもフィットしてくれました。まあ漸くといえば漸くなんですけどね
最終的にはスライダーも複数枚用意できる構成にしたいですが、その為にも作曲頑張らねば。。
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